此方は、学校の課題のレポート記事になります。
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ここ数日の雨や寒気が嘘のように、清々しい晴天の中、デザインカレッジ二科で
多摩動物公園へ、スケッチに行ってきました。
夏日とも言えるほどの日差しの中、6時間に渡る課外スケッチでしたが、思っていたよりも
時間は短く、充実した時間を過ごすことが出来ました。
以下、レポートになります。
(課題01) 標識
サイン上方に、必ず同じ色・形・大きさの数字の看板が設置されているようでした。
黄緑をメインに、ポップな色使いの標識が目立ちます。
カラフルではありましたが、ビビットよりも彩度は抑えられているため、園内の雰囲気を壊すこともなく、しかし周囲の樹木の色鮮やかさに埋もれて見落とすこともなく、程よく目を引いて道案内をしてくれていました。
地図や看板には、動物のシルエットが描かれており、名前と併せて、どの動物が何処にいるのかが、判り易く視覚的に表現されていました。縦置きの看板には、目的動物までの距離(m)も記されており、一目で「どの動物が」「どの方向に」「どれだけ行けば」合えるのかが判るようになっています。また、案内所や券売所、園内バスなどには、ライオンのシンボルマークが記されており、統一感がありました。
(課題02) スケッチ
スイギュウのスケッチになります。
他、サカツラガン、マレーバク、ヤギ、ユキヒョウ、ターキン、オオカミをスケッチしました。
思っていたよりも動物達が動き回り、今まで静物デッサンしかしてこなかった私は苦戦させられました。
特に肉食動物は動きが早く、ユキヒョウはほとんど描けませんでした。
気になっていたレッサーパンダは、木の上で眠っていたため断念。
スイギュウはふくよかながら、骨が出っ張っている部分が多く、動き回る鳥や、曲線の多いマレーバクと比べて骨格が判りやすいように思いました。
しかし此方も、鳥類や豹ほど俊敏ではないにしろ、マイペースに動き回るため、同じ向きからのスケッチを続けるのはかなり難しく、柵の周囲を回って追いかけながら描かざるを得ませんでした。そのため細部は少々怪しいです。